三協社製のオルゴール人形。日本製。
ネットオークション経由でやってきました。
1970年代に作られたものらしいので
皮製の靴紐が劣化して切れてしまっていたり
レースが部分的に退色していたりしますが、
それなりに状態はいい方なのではないかと。
　

何が気に入ったかといえば、この和風の目と
背中の大きなネジ。ネジはもちろんオルゴールのネジですが、
なんだかゼンマイ仕掛けのカラクリ人形のように
ぎこちなく動き出したらステキだなあと想像してみたり。

CLAUDIE et CLAUDE
sankyo
COLLECTION DE POUPEES

オルゴールを通して幸せを
sankyo
三協商事株式会社
230362
NO  C-362-0091
TUNE 真珠とりのタンゴ
made in Japan

　

パリの裏町の 小さなお店のウインドで 見かけた古いフランス人形。 ヨーロッパで、いまでも培かわれ 育っているアンティックな雰囲気を そのままとり入れた オルゴール付のクローディーとクロードです。 クラシカルな大きな蝶ネジをギリギリ巻いて ロマンの世界に遊んでください。 ムッシュー・ジゴー プレゼントカード

このコにはついてませんでしたが、他のオークションでは
筒型のケースもつけて出品されている場合もあるので、
本来は付属していたものと思われます。私は箱は邪魔なので
かえってついてなくてよかったけど。

ところで、この『真珠とりのタンゴ』という曲、私はあまり
良く知りませんでした。鳴らしてみて、なんとなく
聞いたことがあるかな、という程度。調べてみると
ビゼーのオペラ『真珠採り』の中の曲をアレンジしたもので
ムカシは結構ポピュラーだったみたいです。でも
お人形に使う曲として、どうしてこんな渋い選曲するのかなーと
思いましたが、タグの内側の文章を読んで、このお人形は
はじめから大人向けのものだったんだなあと
納得しました。だから、1970年代にリアルタイムで
子供だった私が、このお人形を全く知らなかったというのも、
普通のおもちゃ売り場にはあまり置いてなかったからでは
ないかな。当時はリカちゃん全盛だったし。

続きます。